運動はしんどいけど、ストレッチなら・・・!私にもできるかも!
運動より断然ハードルが低い、ストレッチ。
ダイエッターの方ならすでにしているかもしれませんね。
ですが、ストレッチをするだけでは劇的なダイエット効果はありません。
えぇぇ!私の今までの努力を返して(真顔)
と嘆いている(お怒りの)そこのあなた!
ストレッチだけではダイエット効果は期待しにくいですが、ストレッチにはダイエットに繋がる効果がいっぱいなのです。
ストレッチで心身を整える、そして運動も併せて行うと効果UP!
という感じです。
有酸素運動と違って短時間でできるし、家事や育児で毎日ドタバタ忙しい人でも隙間時間に取り入れやすいかと思います。
筋トレや有酸素運動みたいにしんどくないし、ダイエットにつながるし、もう運動したくない!ストレッチだけで痩せれませんか!?
なんていう皆様、いや、わかるけどそれはさすがにダメです(笑)
この記事ではストレッチの効果やポイントなどをわかりやすく解説します。
もうそんなことわかっとるわい!とツッコミを入れたあなたも、復習がてら読んでみてください。
ストレッチの効果とは?
まず、ストレッチの効果について解説していきます。
- 関節可動域(柔軟性)の改善
- 筋緊張を低下させ、筋肉を柔らかくする
- 疲労回復、リラックス
- 血流増加
- 自立神経を整えて基礎代謝アップ
- 傷害予防
- スポーツパフォーマンスの向上
こんなにも効果があるんですね!
何それ?なんか難しいの?と思うところもあるかもしれないので、わかりやすく解説していきますね。
関節可動域(柔軟性)の改善
ストレッチングの最も明らかな効果は、関節可動域(柔軟性)の改善である。
出典:運動療法学〜傷害別アプローチの理論と実績〜
まず、ストレッチをすると柔軟性が向上します。
そんなん知っとるわい!ってなるかもしれませんが、メカニズムについて知っておいても損はありません(笑)
意識しながらストレッチすると、より効果があるかも?
メカニズムを簡単に説明しますね。
筋肉は伸ばされたとき、縮もうとする力が働くのですが、ストレッチをすると、その縮もうとする力が低下します。
それにより、筋肉が柔らかく、伸びやすくなるのです。
だから、ゆっくり伸ばすのが大事!
あとひとつ、筋肉はよく鎖に例えられます。
筋肉は筋繊維というものが束になったもので、筋繊維はサルコメアが繋がってできています。
筋繊維を鎖、サルコメアを一つ一つの輪と考えるとわかりやすいです。
サルコメアを増やして、鎖を長くすると柔軟性が上がります。
ストレッチをすることで、サルコメアが増えるのです。
は?と思った方も、鎖をイメージして!鎖を引っ張ってみる感じで!
筋肉が柔らかく、長くなることにより、動作が大きくなったり動きやすくなったりします。
筋肉もよく動くようになり、その分血流もアップ!代謝アップ!という事ですね。
な、なんか結局よくわからなかった…という方も、ストレッチで筋肉を動かしやすくする事で血流量が上がって痩せやすくなるよ!なんて認識で大丈夫です!
筋緊張の低下
筋緊張って何?もっと簡単にお願いします!という方も多いでしょう。まぁぶっちゃけ私もそうです!(笑)
簡単にいうと、筋緊張とは何も力を入れていない状態でもある程度姿勢を保つための人間の機能です。
人が動くとき、重力に逆らった姿勢をとっているとき、この筋緊張を微妙に変化させてるんですね。
その筋緊張が亢進した(強い)状態だと、身体が硬くなり関節をスムーズに動かせなくなるのです。
逆に低下しすぎると、ぐにゃぐにゃになり、姿勢が維持できなくなります。
適度な筋緊張がないと正常に動けないんです。
でも大丈夫です!普通、そこまで筋緊張が強くなることはありません。
ストレッチで筋緊張を低下させるっていうのは、簡単にいうと、筋肉をゆっくり伸ばすと、筋肉や脊髄がそれを感知して筋緊張を低下させるっていうことです。
色々と書きましたが、つまりはゆっくりストレッチすることが重要!ってことです。
疲労回復・リラックス
これは実感している人も多いのでは?
ストレッチすると気持ちいい〜ですよね。
これで痩せるなら、もう文句なしなんですが…。
ゆっくりストレッチすることで、リラックスを司る副交感神経が働き、リラックス効果が得られます。
寝る前にストレッチすると眠りやすくなると言われてますね。
ストレッチをすると筋肉の中の血管も動き、血管の圧迫から解放されることで血液の循環が良くなると言われています。
血液の循環が良くなることで、老廃物や疲労物質が流れ、栄養や酸素が流れてくるので疲労回復に効果が期待できます。
たまっている悪いものを流してあげるイメージですね。
軽い運動として、うつなどの治療でも取り入れられたりしています。
血流増加
また、筋肉が柔らかくなると血流が良くなり、栄養分が行き渡ることで代謝が上がります。
ダイエットの大敵、むくみも改善されるし、冷え性改善の効果も。
個人的には、むくみの解消、が一番効果を感じます!
はい、つまりもうここまで色々と書いてきましたがストレッチは得だらけ です。
傷害予防や運動パフォーマンスが上がる効果もありますが、ダイエットにはあまり関係ないので、ここでは割愛します。
つまりもう、ストレッチは得しかないっていう感じです。
ここまで色々とストレッチの素晴らしいポイントを書いてきましたが!
え?結局どんなストレッチをしたらいいの?という人に向けてストレッチの種類なども解説しますね!
ストレッチの種類
大きく分けて2つあります。
- 静的ストレッチ(スタティックストレッチ)
- 動的ストレッチ(バリスティックストレッチ、ダイナミックストレッチ)
それぞれ解説していきますね!
静的ストレッチ(スタティックストレッチ)
反動や弾みをつけずに筋をゆっくり伸張するストレッチのことです。
ヨガやピラティスもこれに入ります。
痛みを感じる手前で静止し、防御収縮(ぎゅっと力が入ってしまうこと)が出ないようにします。
深呼吸しながら行うと、副交感神経を刺激し、リラックス効果もあります。
適している目的
柔軟性向上、心身のリラックス
動的ストレッチ
反動をつけたり、筋肉を動かしたりしながら行うストレッチ。
ラジオ体操とかのイメージです。
適している目的
スポーツ競技などの準備運動
ダイエットにおいてはあまり使われないので、詳細は省略しますね。
ただ、ラジオ体操は本当に全身の運動&ストレッチになるのでオススメです!
ストレッチは、ゆっくり伸ばしていくのが本当に重要!
ストレッチのポイント
より効果が出る、ストレッチのポイントを解説しますね。
ポイントを押さえて、効果を引き出しましょう。
- 反動をつけない
- 深呼吸しながら
- ゆっくりやる
- 伸ばしたところでしっかりとめる
- 痛きもちいいくらいの強さで
反動をつけてしまうと、筋の許容範囲を超えて伸張されることがあります。
ケガなどに繋がる可能性があるので、じんわり、ゆっくり、「リラックス」を意識しながら行ってください。
呼吸も意識しましょう。
伸ばすときに吐く、が基本です。
息を止めないようにすることで、体の力も抜けやすくなります。
また、痛みが出てしまうと、筋肉が収縮してしまい、伸張されにくくなります。
柔軟性を高めるために、「痛気持ちいい、伸びている」と感じる程度がいいですね。
ストレッチはいつやるのがいい?
代謝アップの効果を得たいのであれば朝起きてから。
リラックス効果を得たいのであれば夜寝る前がおすすめです。
さっきも書きましたが、夜寝る前にすると眠りやすくなります。
そう、ストレッチは睡眠の味方。
大きい筋肉をストレッチし、代謝を上げよう
基礎代謝を上げるには、筋肉をつける(筋肉を大きくする)ことが大事です。
筋肉をつけるには、筋トレが必須でしたね。
血流を増やすには、大きい筋肉をストレッチするのがオススメです。
大きい筋肉をストレッチすることで、小さい筋肉をストレッチするより効果も感じやすいです。
大きい筋肉というのは、背中、太もも、お腹あたりの筋肉です。
あとは、硬いなーと思うところも。
そのあたりを重点的にやってみてください。
ストレッチの効果を出すにも、ダイエット全般にも筋トレが大事、ということになるんですね。
筋トレのお供には筋トレの効果をアップしてくれる、BCAAをどうぞ。
BCAAについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
まとめ
以上、ストレッチの効果やポイントなどについて解説しました。
ストレッチの効果は以下のとおりです。
- 関節可動域(柔軟性)の改善
- 筋緊張を低下させ、筋肉を柔らかくさえる
- 疲労回復、リラックス
- 血流増加
- 自律神経を整えて基礎代謝アップ!
- 傷害予防
- スポーツパフォーマンスの向上
こんなにあるんですよね。
これはもうやるっきゃない。
運動に比べて、気軽にやりやすいですが、きっちりポイントを押さえるとより効果が期待できますよ。
ポイントはこんな感じでしたね。
- 反動をつけない
- 深呼吸しながら
- ゆっくりする
- 伸ばしたところでしっかりとめる
- 痛気持ち良いくらいの強さで
「ストレッチを制する者はダイエットを制する」
それはさすがに言いすぎですね。(笑)
あくまで、食事、運動がメインなので、偏りすぎないように注意!
これからダイエット始めるよって方は、ダイエットグッズをまとめているこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
長くなりましたが、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♡
柔らかい筋肉、しなやかな美しいボディラインを目指して、一緒に頑張りましょう!
私もまだまだ継続中です(笑)
他にもダイエット記事を書いているので、ぜひホームから読んでみてください。
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